神様ぁ〜! “パリ”から“恋する乙女”達が到着よ 日本の“寒波”なんか吹き飛ばすって言ってね!!



  猫さん達の可愛い日替わり画像【 短足も マンチカン3匹目 長足も 】            



  【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
       心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
   今日から読んで頂ける方の為にも
    少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−67》
  【普段は結構おしゃべりでも
   お相手の前では超寡黙】

 「先生 大変ですぅ
   きのうは『福島』のお婆ちゃん達のところが
    『雪』かもってお話ししてたんですけどぉ
  いつもの『和食屋』さんで『ランチ』を済ませて
   帰り道の途中でお空が暗くなってきましたぁ

  でぇ 午後の授業を始めてしばらくしたら
   生徒さん達が窓を指さして
    「雪が降ってきたみたいですぅ」って
      叫びだしたんで
       ウッソぉ〜ってお外を見たら
        ホントに降ってきましたぁ

  サラさん達はいま飛行機の中なんで
   日本のニュースをご存じかどうか
    分からないですけどぉ
  日本で雪が降ってるって聞かれたら
   ショックを受けられると思いますぅ」

  そうかも知れないわね
   少し前にサラさんとお話ししていたときは
  「こちらはもう4月の陽気なのよ」なんて
    お話ししてたのがウソみたいに思えるわ

  今朝もいつもの習慣でウォーキングに出たけど
   もう冷蔵庫の中より寒かったわ
  天気予報で日中はギリギリ二桁まで
   気温が上がるとは言ってたけど
    それでも『パリ』に比べたら
     4〜5℃は低いんだものね
  叔母様がまた体調を崩されなければいいんだけど
   それだけが心配よね

 「先生 じつはきのうわたし達は
   院長先生の計らいで
    特別に全員健康診断を受けたんですぅ
  院長先生もサラさんの叔母様のことは
   とっても気に掛けていらして
    一番よく接触するわたし達が
     何かあってはいけないって
      心配してくださいましたぁ」

  さすがに院長先生らしい気配りね
   あなた達に対してもそうだけど
    本当に感謝しないといけないわね

  今日は時間がちょっと中途半端だから
   叔母様達を『空港』でお出迎えしたら
  いつもみたいにお食事とかお茶をしないで
   荷物をピックアップしたその足で
    『リムジン』に乗って頂いて
  『民宿』に着いてから
    ゆっくりして頂こうと思ってるのよ

  あなた達は心配そうなお顔をしているけど
   もちろんいつもの『和食屋』さんに
    ランチをお願いしてあるから大丈夫よ
  駐車場に『リムジン』を停めさせて頂くんで
   ほかのお客様の邪魔にならないように
    少し早めにお願いしてあるのよ

 「先生 わたし達は『早弁』には慣れてますからぁ
   今からでも大丈夫ですぅ
    さっそく出かけましょう」

  どうしてあなた達は食べ物のお話しだと
   そう焦るのかしらね
  『和食屋』さんだってご都合があるでしょ
    今日はお出迎えに同行される
     OBさん達もご一緒に食べられるから
      結構人数は多いと思うのよ

  それに今夜『民宿』での夕食用に
   差し入れの献立も用意してくださっているんで
    『和食屋』さんの厨房は
      てんてこ舞いだと思うわよ
       だからあまり無理を言わないでね

 「先生 じゃあわたし達がいまから
   お手伝いに行ってきますぅ
    ランチの配膳くらいだったら
     わたし達がセルフで大丈夫ですぅ」

  まぁまぁ あなた達の気持ちは分かるけど
   それは『和食屋』さんにお任せした方が
    よほど早いと思うわよ
  あなた達の魂胆は『つまみ食い』したいだけでしょ
   お顔にちゃんと書いてあるわよ

 「先生 ドッキィ〜ン お見通しだったんですねぇ
   以前『懇親会』をお願いしたとき
    厨房で少しだけお手伝い
     させていただいたことがあるんですぅ

  その時『和食屋』さんのご主人が
   切り分けたお料理の端っぽを
    「これ食べていいよ」ってお口の中に
      放り込んでくださったんですぅ

  それがまた美味しかったこと
   確かにキレイに器に盛られたお料理も
    美味しいんですけどぉ
  厨房でちょっとずつつまみ食いをするのが
   これまった美味しいんですぅ
  『ワイン』を片手にグビグビやりながら
     厨房を一回りしていたら
      お腹がいっぱいになりますぅ」

  ほら見てごらんなさい
   そんなあなた達が何人も押しかけたら
    本番のお料理が食い尽くされてしまうわ
     だからダメだと言ったのよ

  そんなことより今日は時間がないのよ
   準備しなきゃいけないものは
    ちゃんと揃っているかしらね
     いつもになく心配になってきたわ

 「先生 用意したものはチェックリストにして
   先生のPCに転送してありますしぃ
    実際のものは既に彼がもう一度チェックして
     『リムジン』に積み込んでくれてありますぅ」

  さすがに彼は機転が利くわね
   いい旦那様と結婚できてよかったわね
  でもね あまり皆さんに見せつけると
   『フランス人形』さん達の
     魔の手が伸びるかも知れないわよ

 「先生 それは先生の旦那様に
   わたし達も含めてすべてお任せいたしますぅ」

  ダメよ 旦那様だって『フランス産』で手一杯よ
   特に『国産?』は手に負えないって
    断られると思うわよ

  神様ぁ〜 “パリ”から“恋する乙女”達が到着よ
   日本の“寒波”なんか吹き飛ばすって言ってね

  お願いねっ