神様ぁ〜! “二十四節気”で今日は“清明”なのよ 陰陽師の晴明は“はるあき”ちゃんと言ってね!!



  猫さん達の可愛い日替わり画像【 キジトラにゃんこの会 14匹め 】            



  【 3年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
       心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
   今日から読んで頂ける方の為にも
    少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−95》
  【普段は結構おしゃべりでも
   お相手の前では超寡黙】

 「先生 大変ですぅ
   って言うのはきょうはヤメときますぅ
  だって きょうは生徒さん達にとって
   国内『認定試験』の1次試験の日ですからぁ
    大変なことがあったら
     困ってしまいますぅ

  そうよね
   今日はあなた達の『大変ですぅ』は
    お預けにしておいて欲しいわ
  今朝はちょっと肌寒かったけど
   まずまずのお天気になったから
    それだけでも良かったわね
     
  生徒さん達からも今のところ
   トラブルの連絡もないみたいだし
    あなた達の仲間がマンツーマンで
     フォローしていてくれるんでしょ
      本当に心強いと思うわ

 「先生 きょうもわたし達の手の空いた仲間が
   バッチリフォロー体制を敷いてますぅ
    でぇ それぞれの子が生徒さん達とも
     連絡を取り合ってますからぁ
  もし何かあればわたし達にも直ぐ
   連絡が入るようになってますぅ

  それと先生
   きょうはナント アヤ先生とユキ先生が
    試験会場で生徒さん達を
     お迎えしてくれるそうなんですぅ

  きょう受験する生徒さん達にとっては
   メチャメチャ心強いと思いますぅ
    いつも通り『教室』でご挨拶するみたいに
     みなさん大きな声がで出るみたいだって
      連絡も入ってますぅ」

  そうなの それは良かったわ
   アヤちゃん達もそれにサラさんの叔母様も
    試験会場まで出向いてくださっているから
     本当に心強いわね

  今日の天気予報では日中でも16℃くらいしか
   気温が上がらないって言ってたから
    かなり肌寒いかも知れないけど
     生徒さん達の気持ちも引き締まって
      ちょうどいいかも知れないわね

  そうそう 肌寒いって言えば
   今日は二十四節気で言う『清明』なのよね
  昔からこの頃は『桜』が咲き誇って
   『お花見』の季節だって言われているわ

  でも『桜』は咲いても『雨』が多かったり
   時折『寒の戻り』みたいな寒い日もあるから
    体調管理には気を付けたいわね
  そうだ 南の方では『ツバメ』を見たって
   お便りも届く頃かしらね

  また1つ思い出したんだけど
   南の方って言えば『沖縄』では
    確か今日は『清明祭(シーミー)』と言って
     『お墓参り』に行かれるみたいよ

  でね 『お墓参り』とは言っても
   綺麗にお掃除するまではこちらと一緒だけど
  そのあとでお墓の前で
   ナント皆さんで『お食事』をされるそうなのよ

  『沖縄』のお友達に教えて頂いたんだけど
    ただ『お供え』をするだけじゃなくて
     ご先祖様と一緒に『お食事』する風習が
      あるそうなのよ
  これは昔 『大陸』から伝わった
   風習なんだそうだけど
  あなた達も『沖縄』の
   お墓の写真見たことないかしら
    お墓の前に広いスペースが取ってあるのを

 「先生 そう言えば子供のころ何かの本で
   お墓の前でピクニックしてるような写真を
    見たような気がしますぅ

  ところで先生 この『清明』って
   陰陽師の『安倍清明』から来てるんですかぁ」

  むかし婆やから教えて頂いたのは
   春先の清らかで明るい日差しを表した
    確か『清浄明潔』を略したものだそうよ

  あなた達が言う陰陽師は『清明』ではなく
   『晴明』で『はるあき』とか『はるあきら』と
     呼ばれていたそうよ
  それがあなた達も知っているように
   『安倍晴明』さんが『陰陽師』として
     後世に名を残したものだから
  確か『鎌倉』のころだったかしら 人名を
   『有職(ゆうそく)読み』するのが流行って
    『せいめい』と呼んでいたのが
      文献では『清明』と誤記?されて
       それが広まってしまったみたいよ
        だから本名は『安倍晴明』なのよ

 「先生 『有職読み』ってお仕事の名前でしたっけ」

  いえいえ お仕事ではなくって
   その頃特に『歌人』の世界で
    親しみを込めたり尊敬して人の名前を呼ぶとき
     『音読み』するのが流行ったそうなのよ

  例えば『藤原定家(さだいえ)』さんを『ていか』
   そのお父様の『藤原俊成(としなり)』さんを
    『しゅんぜい』みたいにね

  それをのちになって『歌人』以外でも
   『高尚?』な呼び方と勘違いして
     真似をするようになったんですってよ

  映画『陰陽師』の中では
   『安倍晴明』とお友達の『源博雅』が
  『せいめい』が『ひろまさ』と呼び
    『ひろまさ』が『せいめい』と呼ぶのは
      当時としてはちょっと変よね

  お友達を『ひろまさ』って呼ぶのはいいとして
   陰陽師とは言え『はるあき』ちゃぁ〜んとか
    『はるあきら』ちゃんって呼んでたと思うわ

 「先生 それでは『陰陽師』がぁ・・・
   メチャメチャ弱そうで
    ひっくり返ってしまいそうですぅ」

  神様ぁ〜 “二十四節気”で今日は“清明”なのよ
   陰陽師の晴明は“はるあき”ちゃんと言ってね

  お願いねっ