神様ぁ〜！　お友達のお友達はやっぱりお友達なのよ　予想外の友情で夢が叶うこともあると言ってね！！

　　【３年前の東日本大震災で被災された皆様には
　　
　　　　　　　心よりお見舞い申し上げます】

　　私はアロマセラピスト
　　　『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
　　　今日から読んで頂ける方の為にも
　　　　少しずつお話を進めていきますね

　　私のお部屋では生徒さん達と
　　　アロマ医療のお勉強をしているんだけど
　　認定試験のない時は
　　　いつも脱線ばかり

　　雑談と言っても
　　　れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
　　アロマ医療ではこのカウンセリングも
　　　とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ

　　今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
　　　本題が途中になってしまっていたから
　　　　続きをお話ししますね

　　《エピソードＮｏ．１４−２３３》
　　【普段は結構おしゃべりでも
　　　お相手の前では超寡黙】

　「先生　大変ですぅ
　　　きょうのはホントに大変なんですぅ
　　　　だってきのうの夜サラさんから
　　　　　メールをいただいてそれだけでも
　　　　　　ビックリしちまったんですけどぉ」

　　お話しをさえぎって申し訳ないけど
　　　その前に広島のお婆ちゃんにお話しがあるでしょ

　　はじめに　今回『土砂災害』で被災された皆様には
　　　　　　心よりお見舞い申し上げます

　　それからもう一つあるでしょ
　　　実はお婆ちゃんが昨日手術されたと思うのよ
　　　　だから　早くよくなられますようにって
　　　　　あなた達も一緒にお祈りしましょ

　「先生　お婆ちゃんにわたし達ナース軍団の
　　　パワーを目一杯送りましたぁ
　　　　早くよくなってくださいねぇ〜

　　でぇ　お話しに戻るんですけどぉ　メールには
　　　ナント映画スターのメイクをされたことがある
　　　　けっこうメジャーなメイクさんが
　　　　　わたしの担当をしてくださるって
　　　　　　書いてあったんですぅ
　　　　　　　メチャメチャ嬉しいじゃないですかぁ」

　　あらぁ　よかったわねぇ
　　　たぶんそれって
　　　　ガヴィさんがお友達に
　　　　　頼み込んでくださったんだと思うわ

　「先生　ひょっとしてそのメイクさんって
　　　ご存じな方なんですかぁ」

　　いえいえ　お話しだけをガヴィさんから
　　　うかがったことがあるだけなのよ

　　ガヴィさんとは同級生みたいでね
　　　カレッジも同じだったみたいよ
　　　　でもガヴィさんは今の航空会社だけど
　　　　　そのお友達はアメリカに渡って
　　　　　　ご自分の夢だった
　　　　　　　『メイク』を勉強されたみたいなのよ

　　ほら　ガヴィさんの家系はお父様も叔父様も
　　　航空会社関係のお仕事で
　　　　サラさんの叔父様も同じお仕事でしょ
　　　　　だからサラさんとガヴィさんが
　　　　　　こどもの頃から仲良しだったみたいだけど
　　　　　　　それはちょっと置いといてね

　　ガヴィさんがひょんな事からそのお友達が
　　　アメリカで『メイクアップアーティスト』として
　　　　頑張ってみえるのを知って
　　　　　ご自分の会社に呼ばれたそうなのよ
　　　　　　もちろんCAさんの教育担当としてね

　　でもそのお友達はやっぱりアメリカに戻られて
　　　ひょっとしたら夢は
　　　　『ハリウッド』じゃなかったのかしらね
　　　　　　まぁそれに近いことはされていたそうよ

　「先生　だったら私のためにわざわざ
　　　アメリカから『パリ』に
　　　　来てくださるんですかぁ
　　　　　メチャメチャ申し訳ないですよぉ」

　　それはどうだか詳しくは聞いてないけど
　　　ガヴィさんだって私達の感覚とは
　　　　ずいぶん掛け離れてるでしょ
　　　　　だって1週間の間に日本と『パリ』を
　　　　　　2往復されることもあるんですってよ

　　私達がアメリカから『パリ』へのイメージは
　　　日本の上を通り越して考えるから
　　　　ずいぶん遠いと感じるけど
　　　　　実際には反対回りで飛べば
　　　　　　割と近いんだそうよ

　　ガヴィさんのお話では
　　　お友達はいまニューヨークを拠点にされてて
　　　　ニューヨークから『パリ』までは
　　　　　7時間ちょっとなんだそうよ

　「先生　そんな方にメイクしていただくって
　　　やっぱ申し訳ないですよぉ
　　　　それにわたしが『オードリー』ですよぉ
　　　　　怒り出されるんじゃないかって
　　　　　　心配ですぅ」

　　あらあら　また弱気になってるわねぇ
　　　今回はなんと言ってもあなたが主役なのよ
　　　　いつもみたいにもっと男らしくして欲しいわ

　「先生　それっていつもは
　　　わたし達のセリフなんですけどぉ
　　　　『オードリー』なんて言わなければ
　　　　　　よかったと思いますぅ」

　　もう手遅れみたいよ
　　　ガヴィさんが　あなたの写真をメイクさんに
　　　　既に送り届けてあるみたいで
　　　　　メイクさんはあなたを
　　　　　　『オードリー』にするって
　　　　　　　　張り切ってみえるそうよ

　　だからね　今回は皆さんのお気持ちを
　　　素直に受け取りましょ
　　　　サラさんからも　全て整えておくから
　　　　　いつも通り気楽に来てくださいって
　　　　　　メールに書いてあったわよ
　　　　　　　ただ1つ以外はね

　「先生　その『ただ1つ』ってのは
　　　このポッコリお腹のことですかぁ
　　　　ひょっとして『栄養失調？』は必須ですかぁ」

　　アハハハハハッ　別にいいじゃないの
　　　お目出度の『オードリー』だって言えば
　　　　たぶんメイクさんが何か考えてくださるわよ
　　　　　それと撮影は上半身だけにして頂けば
　　　　　　結構イケてると思うわよ

　「先生　きょうはまたとくに言葉がキッツイですぅ
　　　さっきからあぶら汗タラタラで
　　　　『ガマ』になったような気分ですぅ」

　　あら　よかったわねぇ
　　　これで少しは痩せられるでしょ
　　　　じゃあもう一頑張りしましょうか

　「先生　きょうはこれくらいで
　　　け　けっ　けっこうですぅ・・・」

　　神様ぁ〜　お友達のお友達はやっぱりお友達なのよ
　　　予想外の友情で夢が叶うこともあると言ってね

　　お願いねっ　　　　