神様ぁ〜! 今年はホワイトクリスマスになるかしら 映画の1シーンが鮮明に思い浮かぶと言ってね!!



  猫さん達の可愛い日替わり画像【 キャットタワー 四台目 】            



  【 3年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
       心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
   今日から読んで頂ける方の為にも
    少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしてるんですけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしてるつもりなの
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまってたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−341》
  【普段は結構おしゃべりでも
   お相手の前では超寡黙】

 「先生 大変ですぅ
   きのうは『民宿』のお婆ちゃんのところで
    『クリスマス会』の飾り付けと
     『民宿』の中の準備をお手伝いしてきました
       もういつでも大丈夫ですよぉ

  でぇ だいたい作業が終わって
   お片付けしていたら
    ナント粉雪が舞い始めたんですよぉ
     もうビックリしちまいましたぁ

  きっと今年の『クリスマス会』は
   『ホワイトクリスマス』になりますよぉ
     まだ12月に入ったばかりなのに
      なんでこんなに寒いんですかぁ」

  今日も寒いけど昨日も寒かったわね
   あなた達の言うようにこの寒さが続いたら
    今年の『クリスマス会』は
     たぶん『ホワイトクリスマス』になるかも

  でもね 実を言うとサラさん達は
   『パリ』の寒さから逃げ出すために
     少しでも暖かい日本へいらっしゃるのよ
      それを思うとちょっと複雑な気持ちね

  それでね なんでいま日本列島が
   こんなに寒いのかっていうとね
    簡単に言えばこの時期としては異常なくらい
     寒気団が南に下がってきてるんですって

  でね 日本がこんなに寒いのに
   フィリピンでは台風22号が接近してるでしょ
    実はこの影響で日本上空の偏西風が
     異常に南へ蛇行してしまったんで
      寒気団が下がってきてるってお話しも
       あるみたいなのよ

  だからね 台風が消滅すれば
   偏西風の異常な蛇行もなくなって
    通常の12月の気候に戻るんだそうよ
     もし間違ってたらごめんなさいね

 「先生 じゃあ台風22号が一番の悪者なんですかぁ
   フィリピンの方達も困られてますしぃ
    日本でもたしか四国の方でも大雪で
     大変だって聞いてますよぉ

  わたし達が『ホワイトクリスマス』だって
   浮かれててはいけないかも知れないですけどぉ
    でも きのう飾り付けが終わってから彼が
     『ビング・クロスビー』風に歌ってくれて
       見直しちまいましたぁ

     でぇ先生『ホワイトクリスマス』って
      どなたの作曲でしたっけぇ」

  あらあら それはごちそうさま
   でも 本当に上手だったわ
    ギターが上手なのは知ってたけど
     生歌も結構いけるんじゃない

  でね『ホワイトクリスマス』の作詞作曲は
   『Irving Berlin(アーヴィング・バーリン)』
     と言うベラルーシ生まれで
      アメリカの作詞作曲家なのよ

 「先生 またなんでそんなに詳しく
   作詞作曲家のことをご存じなんですかぁ」

  実はね『ホワイトクリスマス』は
   ちょっと古い1942年の映画で
  『Holiday Inn(邦題スイングホテル)』の中で
   『ビング・クロスビー』が歌って有名になったの
     もっともその時ご本人は有名になるとは
      思ってなかったって逸話が残ってるそうよ

  もう1つ逸話があってね
   『アーヴィング・バーリン』は作詞作曲家として
    『スイングホテル』の映画音楽を
      手掛けたそうなんだけど

  ご本人は正式な音楽教育を受けられてなかったんで
   楽譜も読めないくらいだったんだそうよ
    それに一般教養もね

  でも結果的にはそれが良かったみたいで
   技巧派の作詞作曲家とは異なって
    単純で素朴な作風が皆さんに好まれたみたいよ
     あなた達も『ホワイトクリスマス』の歌詞を
      思い浮かべてごらんなさい

  『ビング・クロスビー』がラストシーンで
    大人の女性に歌って聞かせると言うよりは
     童話を読みながら子供達に聞かせるような
      感じだと思わない

 「先生 そうなんですよぉ
   それと『ホワイトクリスマス』の歌詞の中に
  『And may all your Christmases be white』って
    あるじゃないですかぁ

  学生の頃『Christmas』は不可算名詞だと
   習ったんですけどぉ
    歌詞の中では『Christmases』になってるんで
     意味が分からなかったんですよぉ」

  あぁそれはね
   もちろん『Christmas』は不可算名詞だから
    『Christmases』は複数形ではなくて
     『古英語』の所有格語尾の『es』でね
       今の『アポストロフィs』と同じよ

 「先生 ひょっとしたら今度の『クリスマス会』で
   サラさんとガヴィさんのデュエットで
    フランス語の『ホワイトクリスマス』が
     聞かれるかも知れませんねぇ」

  うぅ〜ん それはどうかしらね
   と言うのもね
    今まで多くの方達がカバーしてみえたけど
     全てが英語の歌詞だったでしょ

  と言うのも 少し前までは英語以外でのカバーは
   規約で認められていなかったそうなのよ
    もちろん日本語もダメだったと思うわ
     だからフランス語での歌詞があるのかしら

 「先生 わたし達はレコーディングはしませんからぁ
   ちっとだけサラさん達にお願いしてみますぅ
    わたし達はバックコーラスでぇ・・・」

  神様ぁ〜 今年はホワイトクリスマスになるかしら
   映画の1シーンが鮮明に思い浮かぶと言ってね

  お願いねっ